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食べもので、健やかになる WE ARE WHAT WE EAT

毎月、季節的に症状として出やすいお悩みをテーマに掲げ、
食事を気遣う「内側からのケア」で健やかさを育むヒントをお伝えします。

Vol.11 今月のお悩み 便秘

空気が乾燥すると肌トラブルに悩まされる人も多いのではないでしょうか。
冬になると増える肌トラブルですが、その原因の1つに便秘があります。

便秘は明確な基準がありませんが、日本内科学会では
「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても、残便感がある状態」と定義しています。
便秘だと、老廃物が体の中で腐敗し、有害な物質が発生しています。
この有害な物質は腸から吸収されて血液で全身に運ばれ、
体にさまざまな悪影響を与えています。
その1つが肌のくすみ、肌荒れです。

血液により十分な酸素と栄養ではなく、有害物質が運ばれてくることにより
お肌の細胞の生まれ変わりがスムーズにいかなくなってしまいます。
便秘を解消するためにとっても大切な3ステップは、
腸内でよい働きをする菌(善玉菌)を取り入れ、それを育て、きちんと出すことです。
ヨーグルトや味噌、納豆などの発酵食品で菌を取り入れたら、
バナナやハチミツといったオリゴ糖やネバネバした食品に含まれる水溶性食物繊維を一緒に食べて、
腸内で善玉菌を育てましょう。
そして、スムーズに排泄するためには冬でも水や麦茶を1日1.5~2Lを目安に
数回に分けて摂取することを心掛けてみてくださいね。
便秘を解消することで様々な不調が改善され、毎日がより快適になりますように。

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