暑い日が続き、疲れやすい、食欲がない、なかなか仕事に集中できない…。
そんな夏バテの症状が出ている方もいるのではないでしょうか。
夏バテは、暑いと食べたくなるのどごしが良い麺類や冷たいジュース、
炭酸飲料をとりすぎることで起こる“ビタミンB1不足”が主な原因だといわれています。
ビタミンB1が不足すると糖質をエネルギーに変えることができなくなり、
疲れやすくなったり、イライラしたりします。
また、肌の細胞は、エネルギーを得ることで
細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)を行っているため、
エネルギー不足では正常なターンオーバーを行うことができなくなってしまいます。
そのため、肌荒れや乾燥といった肌トラブルが起こることもあります。
ビタミンB1を補うためには、豚肉、うなぎなどの魚介類、
玄米や全粒粉を積極的にとるようにしましょう。
なかでも、豚肉のビタミンB1の含有量は食品の中でもトップクラス。
脂が少なく、柔らかい「ヒレ肉」がおすすめの部位です。
また、ビタミンB1は水に溶けやすく、熱にも弱いので、
長時間の加熱や水にさらすことは避け、手早く調理をして食べましょう。
スープにしたり、煮汁ごと食べたりできるものだといいですね。
きちんとエネルギーをつくるため、暑いときこそ肉や魚も一緒に食べましょう。