外は空気が冷たく、暖房を使用することで常に悩まされるのが乾燥。
皆さんも、きっと何か工夫をしていらっしゃると思いますが、家でもお肌や喉の潤いを逃さないために、加湿器を24時間稼動させるようにしています。のどの粘膜が乾燥すると、ウィルスへの抵抗力が弱くなってしまうので、湿度を保つことはお肌に潤いを与えるだけでなく、風邪やインフルエンザの予防にもなるそうです。
このように寒く乾燥した季節には、お風呂で体を温め、肌の保湿をすることも大切ですが、入浴後、皆さんはスキンケアをどのタイミングで行っていますか?通常はタオルで体の水分を拭き取った後、着替えをし、その後ゆっくりとお手入れ・・・という順番でしょうか。
実はこれ、“ちょっと遅いタイミング”です。
お肌は洗顔によって皮脂が洗い流されているため、水分が蒸発しやすい状態になっています。そのため、何もしないでいると顔の皮膚は突っ張ります。これはすでに、肌の表面が乾燥しているサイン。上から何かを付けても、表面の乾燥部分に水分が奪われてしまうため、奥まで浸透できずに、【中から乾いた肌】になってしまいます・・・。
入浴後、オススメのスキンケアタイムは、タオルで水分を拭き取った後、素早く化粧水だけは塗ることです。美容液やクリームもこのタイミングで塗ってしまうのが一番良いので
すが、着替えてゆっくりお手入れを・・・という方には、お顔の水分が乾かないうちに行うことをオススメします。乾燥対策こそ、何よりのアンチエイジング。冬の“ひと手間”で、健康な肌を保ちましょう。
そして、意外と盲点なのは、タオルです。お顔に使うタオル、清潔ですか?一度使ったタオルは、雑菌が繁殖していると言われています。せっ
かくお風呂に入ってきれいになったお顔を清潔に保てないのは、もったいないですね。新しいタオルの用意がない場合、お顔だけはティシュペーパーを使ってくださいね。ただ、決して擦らないようにだけ注意し、抑えるように水分を取るのがベストです。
乾燥の季節に負けずに潤いを保ち、元気に新しい年をスタートさせましょう。