現役モデルグループ「メリッサミル」からのワンポイントアドバイス

秋のうるおい養生術

 街路樹の木々もだんだんと彩りを増して、秋も深まってきましたね。秋冬の美容は、とにかく「うるおいケア」が大切です。
 乾燥するスタジオでライトを浴びながらの撮影、一日に何度もメイクを変えて肌に負担をかけるモデルにとって、乾燥は一番の敵。メイク前にシートマスクでパックしたり移動中もこまめに保湿スプレーをしたりと、モデルは皆、乾燥対策に余念がありません。
 そんな外側からの保湿ケアに加えて、私たちがとり入れているのが、食べ物からの「うるおいケア」。身体の内側からうるおう事によって、美容効果だけでなく、冬に向けて風邪をひきにくい元気な身体づくりにもなるのです。そこで、今回は私たちの「うるおい養生術」をご紹介します。

秘訣は白い食べ物! 白い食べ物は、漢方では「肺を助けて身体をうるおす」と言われているそうです。旬の大根や白菜、ネギ、ニンニクなどのお野菜はもちろん、いつも常備しておける白キクラゲや白ゴマもオススメです。お豆腐や大豆などの豆製品もいいですね。 旬の食材をたっぷり! 旬の食材にも、身体をうるおわせて肌をしっとりさせる効果があるそうです。サンマや秋サケ、サバなど旬のお魚は栄養たっぷりなので、冬に向けて体力を養うのにも役立ちます。また旬の果物であるナシや柿にも、高いうるおい効果があると言われています。ただ、こちらは内蔵の熱をとる作用もあるので、冷え性の方は食べ過ぎないでくださいね。
食物繊維もお忘れなく  冬に向けて身体が栄養を蓄えようとするので、夏と同じように食べても太りやすくなります。舞茸や椎茸などのキノコ類、ごぼう、れんこんなど食物繊維の豊富な食材を上手に利用して、満腹感が得られやすいように工夫するといいですよ。 酸味にもうるおい効果が! 酸っぱい食べ物は、必要な水分が体外に出てしまわないように保ってくれる作用があるそう。朝食に梅干しやヨーグルトを手軽に加えたり、お料理に黒酢を活用するなどして、適度な酸味をとりいれましょう。

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