敏感肌ならではのご相談に対し、医学的に正しいデイリーケアの観点からお答えします。
季節や環境の影響を受けやすい敏感肌に寄り添い、健やかな状態を保つための知恵が満載です。
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デリケート ゾーンのケア方法のご相談
ちょっと恥ずかしい話なのですが・・・。
生理中にナプキンをしていると、二日目頃から痒くなり不快です。
布ナプキンの存在もしっていますが、面倒そうで手が出せず・・・。
一般的なナプキンを使いながら、生理中のムレやかゆみなどをケアするおススメの方法はありますか?
大切なのはこまめにナプキンを変えること
生理中はナプキンの刺激により、蒸れや痒みが起きやすくとても不快ですよね。
まず大切なのはこまめにナプキンを変えること。2〜3時間おきが望ましいです。特に敏感肌の方は、使い捨てナプキンの中でも綿100%のナプキンを使う事をおすすめします。
洗った後はしっかりと洗い流すこともポイント
膣内は酸性に保つ事で抵抗力を高めているので、ボディソープで洗った後はしっかりと洗い流すこともポイントです。そして、痒みのある時は少しぬる目のお湯で洗い流して、血行を良くしすぎないようにしてください。
それでも痒みがつらい時は?
痒みがつらい時は我慢せずに皮膚科を受診して、適切な薬物治療をしてくださいね。
教えてくれたのは 藤原 沙和子 先生
(日本皮膚科学会会員/日本医師会認定産業医/日本乳癌検診学会会員)
敏感肌に詳しい皮膚科医。3人の子供たちの子育てに奮闘するお母さんでもあり、家族の肌ケアについても適切なアドバイスを下さいます。
次回は思春期ニキビについて伺います。お楽しみに。