敏感肌ならではのご相談に対し、医学的に正しいデイリーケアの観点からお答えします。
季節や環境の影響を受けやすい敏感肌に寄り添い、健やかな状態を保つための知恵が満載です。
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子どもの洗顔についてのご相談
夜お風呂に入る時、子どもが顔を洗うのを嫌がります。
(特に石けんで洗うのを嫌がります)
汗もたくさんかいているので、湯船に浸かっている時にお湯で合うなどしてはいますが、石けんでなければ落ちない日焼け止めをつける時に、どうすべきか悩みます。
きちんと石けん洗顔ができない場合でも、日焼け止めはつけた方がいいのでしょうか。
つけた方が良い場合、少しでも嫌がらない落とし方もアドバイスください。
毎日公園や外遊びをするので、相当量の紫外線を浴びています・・・。
子どもに日焼け止めは付けた方が良いの?
子供の皮膚は大人に比べて半分程度の厚さしかないため、実はとっても紫外線のダメージを受けやすく、紫外線対策は欠かせません。
日焼け止めはつけた方がいいですね。
日焼け止めを選ぶポイントは?
日焼け止めを選ぶ際のポイントは3つ。1つめは、紫外線吸収剤や防腐剤不使用であること。
2つめは、SPF/PA値が高すぎないこと(高すぎるとお肌の負担になります)。
3つめは、簡単に落とせること。
洗うことを嫌がるお子様には?
石鹸で洗う事が一番ですが、お子様は嫌がる事もありますよね。
我が家ではそんな時、ミスト状の化粧水をたっぷり吹きかけ、温かいガーゼで拭き取り、さらにミストを吹きかけ保湿しています。
紫外線を浴びたお肌はダメージを受けていますので、しっかりと保湿もしてあげてくださいね。
教えてくれたのは 藤原 沙和子 先生
(日本皮膚科学会会員/日本医師会認定産業医/日本乳癌検診学会会員)
敏感肌に詳しい皮膚科医。3人の子供たちの子育てに奮闘するお母さんでもあり、家族の肌ケアについても適切なアドバイスを下さいます。
次回はデコルテの日焼け後のケアについて伺います。お楽しみに。