ようやく梅雨も明け、汗ばむ季節となりました。
肌の露出も増え、冷房や冷たいものが心地よく感じる季節ですが、夏は体を冷やす要因も多く、冷えにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は、「夏冷え」の原因についてご紹介いたします。
Index
夏の不調や夏バテ・・・その原因は体の「冷え」
「冷えは万病の元」ともいわれるように、あらゆる不調を引き起こす原因にもなりかねません。夏を快適に過ごすためにも、「夏冷え」の原因を知り、日頃から体が冷えない工夫を心がけたいですね。
では、夏に体が冷えてしまう原因とは何なのでしょうか。主に、夏冷えの原因は2つあるといわれています。
夏冷えの原因 ①冷たい食べ物や飲み物の摂りすぎ
夏冷えを引き起こす1つ目の原因は、「冷たいものの摂りすぎ」。
高温多湿な夏の環境下では、どうしても冷たい飲み物や食べ物が欲しくなってしまいますよね。ですが、冷たいものを摂りすぎてしまうと、体の内側からの冷えを引き起こす原因に。内臓の冷えは、消化不良や疲れやすさ、肌荒れなどあらゆるトラブルを引き起こします。
また、内臓温度が1℃下がると、免疫力が30%下がるともいわれていますので、ウイルス感染予防のためにも体を冷やさないことが大切です。
\冷え対策アドバイス/
- 冷たいものをとりがちな方は・・・
<体を温める食べ物や飲み物を取り入れる>
東洋医学では、体を温める食べ物と体を冷やす食べ物があると考えられています。主に寒い地域で育つものや、冬に旬をむかえるものは体を温めるといわれており、レンコンや玉ねぎなどの根菜類、リンゴやブドウなどのフルーツなどがあげられます。
飲み物では、ココアや紅茶、ハーブティーなどがおすすめです♪日々の食事にバランスよく取り入れたいですね。
夏冷えの原因 ②冷房
夏冷えの2つ目の原因は、「冷房」。
夏の室内温度の適温は、28℃といわれています。体が冷えないよう、お家では、冷房の温度設定に気を付けている方も多いのではないでしょうか。ただ、外出先では、冷房が低い温度で設定されていることがありますよね。長時間居続けると、どんどん体が冷え、血行不良を起こしてしまいます。
さらに、涼しい屋内と暖かい外気の気温差が5℃以上になると、体に大きな負担がかかってしまい、自律神経が乱れ、体温調節が上手くいかなくなってしまうことも。特に今年は、ウイルス感染対策として室内の換気が必須。そのため、室内の温度が変化しやすく、温度管理には注意が必要です。
\冷え対策アドバイス/
- ご自宅では・・・
<冷房と扇風機の併用がおすすめ♪>
冷房の設定温度が高くても、扇風機を併用し部屋全体に空気を循環させることで、室内の温度ムラがなくなり、効率よく、涼しい空間を保つことができます。
- 外出先では・・・
<薄手のはおりもので体温調節!腹巻の活用も◎>
自分で温度管理ができない外出先では、さらっと1枚はおれるカーディガンやスカーフを常備しておくと便利です。持ち歩くのが面倒な方は、薄手の腹巻を着用するのも良いですね♪
日々のちょっとした工夫で、冷えない体に♪
いかがでしたか?
今回は、夏冷えの原因についてご紹介しました。
気づかないうちに体が冷えてしまうことも多い夏。今年は体の冷えを予防して、ウイルスに負けないよう、体調管理を心がけたいですね♪
”冷え”の対処方法についてはこちらで詳しくご紹介しています☟