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手荒れについてのご相談
毎年この季節になると、手荒れがひどくなります。 特に今年は 日常的に手肌のアルコール除菌を行なっているため 余計に乾燥しやすく、カサカサもひどいです。 乾燥が気になった時はハンドクリームをつけるようにしていますが 保湿効果をより高める方法があればぜひ教えてください。
手洗いのポイント
お肌にはもともと水分を保持するためのバリア機能が備わっていますが、乾燥するとこの機能が低下し、様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。
まず手洗いの際はよく石鹸を泡立て、隅々まで優しく丁寧に洗い、細菌やウイルスを洗い流しましょう。石鹸が残留しないよう、しっかりとすすぐこともポイントです。
こまめな保湿でバリア機能を保つ
次に、手を拭く際は摩擦を加えないよう優しく押すように拭いてください。水滴が残っていると、アルコール消毒の効果が不十分になるので注意しましょう。消毒液が完全に蒸発したら、必ずハンドクリームで保湿をしましょう。ハンドクリームは、肌への負担が少ない低刺激のものを選んでくださいね。
就寝中には保湿した上にハンドグローブを着けるのもお勧めです。 清潔を心がけながら外的刺激を減らし、こまめに保湿することで、バリア機能を保ちましょう。
教えてくれたのは 藤原 沙和子 先生
(日本皮膚科学会会員/日本医師会認定産業医/日本乳癌検診学会会員)
敏感肌に詳しい皮膚科医。3人の子供たちの子育てに奮闘するお母さんでもあり、家族の肌ケアについても適切なアドバイスを下さいます。
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