敏感肌ならではのご相談に対し、医学的に正しいデイリーケアの観点からお答えします。
季節や環境の影響を受けやすい敏感肌に寄り添い、健やかな状態を保つための知恵が満載です。
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花粉症シーズンの 肌荒れ対策のご相談
ぽかぽか陽気は気持ちよくて大好きなのですが、また花粉季節がはじまる・・・と思ってしまいます。
鼻のかみすぎと目の掻きすぎで患部が赤く腫れてしまった時にはなんとも言えない気分になります。
鼻の下や目の周りに、ヒリヒリするほどダメージを与えてしまった時はどう対応するのが良いですか?
花粉症の症状について
花粉症シーズンが到来し、辛い症状に悩まされている方もいらっしゃると思います。花粉症の主な症状は、鼻水や目の痒みが代表的です。
繰り返し鼻をかんだり、目を擦ることで、皮膚が摩擦により赤くなります。さらにそれだけではなく、花粉自体が皮膚に付着することにより皮膚炎が起こり、赤みや痒みが出ることもあります。
花粉症の対策をしましょう!
物理的に花粉にさらされにくくするために、マスクやメガネを使用しましょう。帰宅後は優しく丁寧に洗顔をしてください。
そして、摩擦や花粉の刺激でデリケートになったお肌は乾燥しがちなので、保湿もしっかりと行ってください。
春の季節は肌も敏感です!
この季節のお肌は普段より敏感になっていますので、低刺激の洗顔料や保湿剤を使用することも大切です。
赤みや痒みが強い場合や、ヒリヒリと刺激感がある時は皮膚科を受診してくださいね。
教えてくれたのは 藤原 沙和子 先生
(日本皮膚科学会会員/日本医師会認定産業医/日本乳癌検診学会会員)
敏感肌に詳しい皮膚科医。3人の子供たちの子育てに奮闘するお母さんでもあり、家族の肌ケアについても適切なアドバイスを下さいます。
次回は洗剤・柔軟剤選びについて伺います。お楽しみに。