敏感肌ならではのご相談に対し、医学的に正しいデイリーケアの観点からお答えします。
季節や環境の影響を受けやすい敏感肌に寄り添い、健やかな状態を保つための知恵が満載です。
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思春期ニキビのご相談
息子(中学3年生)のニキビがひどく、なんとかしてあげたいと思います。
「気になっても触らないように。」「洗顔はしっかり行うように。」そう言っているのですが口出しされるのもイヤなようで(そんな年頃ですよね・・・)
聞く耳も持たないし、肌も一向によくなりません。
本人も気にはしているようで、どう伝えればよいのでしょうか。
ニキビは早い段階から治療すること!
お子様のニキビ、心配になりますよね。息子さんも本当は気にしているけど、お母さんには甘えも出てしまい、素直に耳を傾けてくれないのかもしれません。
ニキビは、なるべく早い段階から治療開始することで悪化を防ぐことができます。そのため、まずは皮膚科受診を促していただくことをお願いしたいです。
皮膚科医の診察受けることで!
皮膚科医の診察を受け、先生と一緒に治療の方針を決めることで、息子さん自身も自分の皮膚に向き合い、治療に対し前向きな気持ちになれるのではないでしょうか。
また、受診の際は保護者の方にもご同伴いただき、ご家庭での治療に対するバックアップを是非してあげてください。
毎日のスキンケアもとても大切です。
お薬だけでなく、毎日のスキンケアもとても大切です。
肌の改善が見られたら「毎日、忘れずに薬を飲んでスキンケアも日々頑張っているから、良くなってきたね!」と声をかけてあげると、お子様にとっても大きな励みになると思います。
教えてくれたのは 藤原 沙和子 先生
(日本皮膚科学会会員/日本医師会認定産業医/日本乳癌検診学会会員)
敏感肌に詳しい皮膚科医。3人の子供たちの子育てに奮闘するお母さんでもあり、家族の肌ケアについても適切なアドバイスを下さいます。
次回は原因不明のかぶれについて伺います。お楽しみに。