毎日スキンケアをしているのに、肌荒れが治らない…
乾燥して肌がガサガサ…
肌つやがなくなってきた…
春が近づくとこんな不調を感じることはありませんか?
このような季節の変わり目のお肌の不調や敏感肌は、気温の寒暖差やストレスによる“自立神経の乱れ”が原因の可能性があります。自律神経の乱れからくる不調は外側からのケアだけでなく、内側からもケアしていくことが重要です。
今回は、今すぐ実践できる“自立神経を整える方法”についてご紹介します。
Index
自律神経って何?
自律神経とは、一言でいうと「内臓、血管などの働きをコントロールし、体内の環境を整える神経です」
よく耳にする「交感神経」と「副交感神経」とは、この自立神経のことを指しており、心と体を緊張させて興奮状態に導くのが交感神経。反対に心と体を鎮め、リラックス状態に導くのが副交感神経です。この2つの神経のバランスのとれた状態をキープすることが重要です。
自律神経が乱れるとどうなるの?
まずは当てはまる項目にチェックしてみて下さい。
☑夜、眠れないことがある
☑肩こりや目の疲れがある
☑めまいや立ち眩みが多い
☑手足が冷える時がある
☑ストレスを感じる事が多い
☑肌荒れが治らない
どうでしたか?
一つでも当てはまった方は、自律神経のバランスが乱れてしまっているかもしれません。
それではさっそく、乱れた自立神経を整える方法についてご紹介します。
すぐにできる!自律神経を整える方法
自立神経を整えるためには、幸せホルモンといわれる「セロトニン」を増やすことが大事な鍵となります。ですが、残念ながら「セロトニン」は体内で生成することができません。
では、実際にどのようにケアすればいいのでしょうか。ここでは、乱れた自立神経を整える為におすすめの食材や、簡単に取り組めるケア方法を【食材編】と【習慣編】に分けてご紹介します。
自律神経を整える方法 〜 食材編 〜
・旬の野菜
人の体はストレスを感じると、そのストレスに対抗するため、ホルモンを分泌します。
そのホルモンの生成にはビタミンCが不可欠です。旬の野菜は栄養価が高い為、ビタミン類も効率よく摂取することができます。旬の野菜を食べて、ストレスに負けない肌を育てましょう。
・バナナ
バナナは「セロトニン」の大事な栄養素となるトリプトファンやビタミンB群、炭水化物をバランスよく含んでいます。手軽に食べられるうえ、コンビニなどでも購入できるので忙しい方にもおすすめです。ヨーグルトと一緒に食べたり、スムージーにしたりとアレンジも豊富なので飽きずに食べることができますね。
・GABA
近年リラックス効果があることで注目されている成分ですが、チョコレートの商品名でお馴染みなので耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
GABAにはストレスを和らげて脳の興奮を鎮める効果があるとされているので、自律神経のバランスを整えてくれます。GABAが含まれている食材としては、納豆やきのこ、トマトなどが有名です。
自律神経を整える方法 〜 習慣編 〜
・軽い運動
適度な運動はストレス発散に繋がります。
呼吸をゆっくりと整えながら筋肉の緊張をやわらげるヨガや血流をよくするストレッチはご自宅でも簡単にできるのでおすすめです。呼吸を意識して行うことで、副交感神経が高まり、よりリラクゼーション効果が得られます。
・首を温める
美容室でホットタオルを首にあててシャンプーをされた経験はありませんか?
首を温めることで血流の巡りが良くなるので、コリや冷えが改善され自立神経も整いやすくなります。夜、寝る前にホットタオルで首を温めることで不眠解消にも繋がるので美肌効果が期待できます。
・朝日を浴びる
朝、目から光の刺激を入れることでセロトニンが分泌され、体内時計もリセットされます。
体内時計がリセットされることで体のリズムが整い、心身ともに穏やかに過ごすことができます。
毎朝、起きたらカーテンを開け朝日を浴びることを習慣化してみてはいかがでしょうか。
自立神経を整えてトラブルのない肌に
今回ご紹介したように、毎日ていねいにスキンケアをしていても治らない肌荒れや敏感肌は、自律神経が乱れてしまっている事が原因かもしれません。
特に季節の変わり目に肌や体の不調を感じやすい方は、今回ご紹介した体の内側からのケアを実践してみてください。
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