雨に濡れる紫陽花の花色が美しさを増し、いよいよ夏も間近となりました。
夏になるとアロエ配合の商品を多く見かけますよね。肌ケアだけでなく、食用としても人気のアロエ。詳しくは知らないけれど、“なんとなく良さそう”と手に取る方も多いのではないでしょうか。
実は、アロエは美容に最適!美肌にうれしい美容効果がたっぷり詰まっています。
今回は、意外と知らないアロエの美容効果についてご紹介いたします。
Index
「アロエ」ってどんなもの?
観葉植物としても人気の高いアロエ。その種類は豊富で、なんと700種以上にもなるそうです。日本では「キダチアロエ」「アロエベラ」が一般的。美容効果の高いアロエベラは、アロエヨーグルトや化粧品に使用されています。
アロエの歴史はとても古く、今から4000年程前にはすでに生薬として使われており、日本でも江戸時代では漢方薬として用いられていたとの記録があるそうです。
「胃腸を整える効果」「うるおい・弾力のある肌へ導く美肌効果」「火傷や切り傷の治りを良くする治癒効果」など、その様々な効能から、アロエは“医者いらず”といわれてきました。
アロエは美容効果が高い?
アロエの葉には多くの有効成分が蓄えられ、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸類、酵素類などの栄養素からアロエ特有の成分など、200種類もの成分が含まれています。
最近では、多くの成分が相乗的に美肌に効果を発揮することが分かっており、海外の報告では、紫外線による表皮細胞への抑制効果も明らかとなっています。
また、世界3大美女の一人“クレオパトラ“の美貌はアロエでつくられたとの言い伝えも残っているのだとか。アロエの樹液をベースにしたジェルや化粧水で肌にうるおいを与え、エジプトの強い日差しから肌を守っていたそうです。
「食べるもよし、塗ってもよし」美容と健康の万能薬“アロエ”。
さっそく、美肌に嬉しいアロエの美容効果をご紹介いたします!
知っておきたいアロエの美容効果とは!
美容効果①―美肌効果―
アロエには肌の調子を整える様々な働きがあるといわれています。その一つが、「ターンオーバー(肌の生まれ変わり)の周期を整える働き」です。
人は加齢とともに、つくられるコラーゲンの量が減少し、肌のハリや弾力、うるおいが失われてしまいます。
しかし、アロエから抽出したエキスを肌に塗ると、肌のコラーゲン量が増えたという研究結果もあり、さらに食用として摂取しても効果が得られることが分かっています。
美容効果②―美白効果―
アロエには肌に透明感を与える美白効果があります。アロエに含まれるアロエシンという成分にはビタミンCと同じくらいの美白効果があり、メラニン色素をつくる働きを抑えるとされています。
また、シミ・そばかすを予防するだけでなく、細胞の生まれ変わりを促進し、メラニン色素を外に追い出すため、すでに出来てしまったシミ・そばかすにも効果が期待できるそうです。
美容効果③―腸内環境を整える効果―
アロエには、腸内の水分量を増やして腸内の運動を活発にし、余分なものを押し出す便秘改善効果が期待できます。
腸内環境の悪化は、便秘だけでなく、肌荒れやアレルギー、喘息など、様々な症状を引き起こしてしまうことも。美肌と健康のためにも腸内環境を整えることは大切ですね。
美容効果④―火傷や傷を治癒する効果―
アロエには抗炎症作用があるため、炎症を鎮める効果があります。さらに、アロエのもつ保湿成分が日焼けした肌のアフターケアには効果的。
炎症のある部分をしっかり冷やした後に、アロエの化粧水やアロエジェルでのケアはもちろん、アロエのゼリー部分を直接のせてケアするのもオススメですよ。
注意点:アロエの成分を含む製品やアロエを直接肌に塗る場合は、パッチテストをしてかゆみや赤みが出ないかを確認しましょう。
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万能薬アロエにも注意点がある?
女性にとって嬉しい美容効果がたくさんあるアロエですが、食べるときには注意したい点もあります。
注意点①―食べる量を守る―
アロエの一日あたりの摂取量は、キダチアロエは15g、アロエベラは60gとされています。アロエには腸を刺激する働きがあるため、食べすぎてしまうとお腹を下す原因となるそうです。
また、アロエは体温を下げる効果もあり、冷え性の方は注意が必要です。
注意点②―妊婦さんや生理中は避ける―
アロエに含まれる「アロイン」には、子宮を収縮させる作用があるといわれています。そのため、妊婦さんは早産や流産を招くリスクがあり、妊娠中の摂取には注意が必要です。
また、アロエの成分には、充血・造血作用があるため、生理中や内蔵疾患がある方も過剰な摂取は控え、適量を守りましょう。
アロエを効果的に摂取して、美肌を目指そう!
いかがでしたか?
美肌に嬉しい美容効果がたっぷりのアロエ。肌ケアだけでなく、体の内側からも摂取して、アロエの美容効果をさらに高めたいですね!うるおう美肌を目指しましょう☆
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