9月に入り、流れる雲にも、季節のうつろいを感じる頃となりましたね。
ようやく厳しい暑さも和らいできましたが、長引くマスクの着用により、今年の夏は『唇荒れ』にお悩みの方も多いのではないでしょうか。
唇は肌と同様に、様々なダメージを受けやすく、日頃のケアがとても大切です。
今回は、唇荒れの原因とケア方法をご紹介いたします。
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夏は唇が荒れやすい?
唇は通常の肌に比べ、刺激を受けやすいデリケートな部分です。特に夏は、冷房による乾燥、紫外線ダメージ、冷え、ストレスなど、唇荒れを引き起こす様々な要因が重なります。
そもそも唇には「皮脂腺・汗腺」がほとんどなく、自らうるおすことが出来ません。また、唇の角層は通常の肌に比べ非常に薄く、水分を保つことが難しいため、とても乾燥しやすいのです。
さらには、唇には紫外線ダメージから守る役割の「メラニン色素」が少なく、紫外線ダメージをダイレクトに受けてしまいます。
ケアをきちんとしないとあっという間に荒れてしまうため、夏は特に注意が必要です。–
マスク着用で唇が荒れるのは、なぜ?
今年の“夏の唇荒れ”には、「長引くマスクの着用」も要因の一つとされています。
では、マスクの着用で、なぜ唇が荒れてしまうのでしょうか。
原因① 水分不足
マスクによる唇荒れの主な原因は、乾燥による「肌の水分不足」。
マスク内は高湿度になりやすく、湿度が保たれているように思われるかもしれません。しかし、呼気によりマスクの内部は湿りますが、マスクを外した時、マスク内の水分の蒸発とともに唇の水分まで奪われ、乾燥を招いてしまうのです。
原因② 擦れ
マスクの着用中、マスクと唇が触れてしまい、擦れによる唇荒れでお悩みの方も多いのではないでしょうか。顔のパーツの中でも、唇は特にデリケート。角層が薄い唇は、摩擦によるダメージも受けやすく、そのまま放置してしまうと、皮むけの原因となってしまいます。
デリケートな部分だからこそ、日頃からきちんとしたケアを心がけたいですね。
\唇荒れには、3つのケア♪/
1.マスク着用前はリップクリームで保湿ケア
マスク着用による乾燥から唇を守るためには、乾燥してしまう前に、リップクリームで唇を保湿することが大切です。マスクの着用中も、唇が乾いてきたなと感じたら、なるべくリップクリームを塗るよう心がけましょう。
マスク着用前に塗っておけば、マスクと唇の擦れ予防にもなりますよ♪
2.ラップを使って、スペシャルナイトケア
乾燥により荒れてしまった唇には、ラップを使用した「唇パック」がおすすめ。まずは、唇の汚れを丁寧に落としましょう。“口角”や“唇の縦スジ”も忘れずに。
汚れを落としたら、保湿タイプのリップクリームやリップバームを唇全体にたっぷりとのせ、あとはラップを重ね10分ほど待つだけ。うるおいをとじこめ、ふっくらとした唇に導いてくれます。就寝前に、ゆったり気分で行いたいですね♪
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3.紫外線対策を忘れずに!
顔や首回りのUVケアはしっかりとしていても、唇のUVケアは忘れてしまいがち。唇は日焼けをすると、乾燥や皮剥けの原因となってしまいますので、日差しの強い日はUV効果のあるリップの使用がおすすめです。
肌への刺激が心配な方は、天然素材で優しく保湿効果の高い成分「ハチミツやホホバオイル」を含むものや、紫外線吸収剤の不使用、SPF・PA値は「SPF20/PA⁺⁺」くらいを目安に選ぶと良いでしょう。
\気を付けたい3つのポイント/
日頃、何気なく行っていることが、唇荒れにつながることも。
気を付けたい3つのポイントをみていきましょう。
1.唇をなめる・皮をむいてしまう
乾燥したり、皮が剥けると、どうしても気になって唇を舐めたり、皮を無理に剥がしたりしていませんか?
乾燥している唇を舐めてしまうと、唇に付着した唾液が蒸発し、さらに乾燥を招いてしまいます。皮が剥けていても無理にむかずに、リップクリームで保護しましょう。
2.ごしごしと擦らない
お食事後やメイクオフ、日頃の習慣で唇をゴシゴシと擦っていませんか?
唇は角層が薄くダメージを受けやすいデリケートな部分です。擦ってしまうと刺激となり、皮むけや乾燥が悪化してしまうことも。唇に触れるときは『優しく』を心がけましょう。
3.食生活を整えて
夏は暑さから、食事が偏ってしまいがちですが、なるべくバランスの良い食事を心がけることも大切なポイントです。肌の再生を促す効果のある「ビタミンB2(うなぎ、乳製品など)」や「ビタミンC(パプリカ、ブロッコリーなど)」を含む食材を取り入れてみて。荒れた唇の改善を助けてくれます。普段の食生活を少し意識して、唇荒れを予防したいですね♪
きちんとケアして、潤う唇へ
いかがでしたか?
夏のダメージを秋に持ち越さないためにも、日々のケアと、日頃の習慣に気を付けて、潤う唇を目指したいですね♪