敏感肌コンシェルジュ

ニキビの原因は食事⁉︎コンビニ食材でもできるニキビ肌改善策


ニキビ肌を改善する方法として、必ずと言っていいほど挙げられる“食生活の改善”。「分かってはいるけど、たまには好きなものを食べたい」というのが本音ではないでしょうか。そこで今回はニキビを作る食習慣と、ニキビを防ぐ食習慣、コンビニで買えるニキビ肌対策食材をご紹介します。

ニキビを作る食品3つ

たまに羽目を外して暴飲暴食することは仕方ないですが、それがなぜニキビの原因になってしまうかを知っているのと知らないのとでは大違い。ニキビを作りたくないのであれば、毎日の食事を意識してみましょう。

① 脂肪分の多いもの

霜降りのお肉や揚げ物は美味しいですよね。しかし体の中で分解できなかった脂肪分は、皮脂の過剰分泌の原因に。皮脂が過剰に分泌して毛穴が詰まることでニキビの原因であるアクネ菌が繁殖しやすくなるため、ニキビができやすくなってしまいます。

脂肪分の多いものを食べたときは、体の中から余分な油分を排出すべく、緑黄色野菜を積極的に摂るようにしてみましょう。

② 糖分の多いもの

糖分は適量ならエネルギーになりますが、過剰に摂取すると脂肪に。ダイエットではよく知られていますが、蓄積された脂肪が、皮脂の過剰分泌の原因となることはあまり知られていません。体型だけでなく、肌コンディションを気にするなら、甘いものは頻繁に取らない方がベターです。

③ 辛いもの

「辛いものがなぜ肌に悪影響?」と思いがちですが、辛いものは巡り巡ってニキビを作る可能性があります。なぜなら辛いもの=刺激物が胃腸を刺激することで、消化が悪くなったり、きちんと栄養が吸収できなくなってしまうから。

肌荒れしているときは、肌の表面だけでなく、体の内側から労ってあげましょう。

“食べなさすぎ”もニキビの原因に

「食べすぎ」と「食べなさすぎ」は真逆の状態に思えますが、肌の上で発生する状況はどちらも同じ。皮脂が過剰分泌されることによって毛穴が詰まりやすくなり、ニキビに繋がってしまいます。

「食べすぎ」の場合は摂取した脂質が毛穴から排出されることで、「食べなさすぎ」の場合は乾燥しすぎた肌を守るために過剰に皮脂を分泌させることで、どちらも似た状態の肌環境になってしまうのです。

→<原因はアクネ菌!ニキビ発生メカニズムと色タイプ別対処法>

ニキビをできにくくする食品・栄養素4つ

NGな食品を知ったら、積極的に摂りたい食品や栄養素も知っておきましょう。理想はバランス良くさまざまなものを摂ることですが、その中から厳選してご紹介します。

① 発酵食品

まずは腸内環境を良くすることから始めましょう。どれだけ良質な栄養素を摂っていても、腸がそれを吸収できなければ意味がありません。また、便秘の状態が続くと排泄物の悪い成分を腸が吸収してしまうため、ニキビができやすい肌を作ってしまいます。

ヨーグルトや漬物、みそ汁、納豆などを積極的に摂りましょう。

② 大豆食品

大人ニキビに悩んでいるのであれば、ホルモンバランスが乱れているかも……。そんなときは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと似た働きをする「大豆イソフラボン」が強い味方です。

「大豆イソフラボン」は皮膚の水分量を保持することに役立ち、大豆食品に含まれるタンパク質は肌のたるみを防止する効果も期待できます。

③ ビタミンC

“美肌ビタミン”と呼ばれるビタミンC。コラーゲンを合成したり、メラニンの生成を抑えたりと肌のために大活躍しますが、水溶性ビタミンなので毎食しっかり摂取しないと体外に排出されてしまうのがデメリット。

食事だけでまかなえないときは、ドリンクやサプリメントを有効活用してみてくださいね。

④ ビタミンB群

ビタミンB群は皮脂分泌を抑える働きがあるだけでなく、肌のターンオーバーを活性化してくれるので、肌のくすみが気になる人にもおすすめ。

牛乳やレバー、ほうれん草などの「鉄分が摂取できる食材」に含まれていることが多いので、女性が悩みがちな貧血予防も兼ねて日常的に食べるようにしましょう。

コンビニで買えるニキビ肌改善食材3つ

「食生活を変えるのは大変そう……」「自炊しないとダメ?」と思いがちですが、最近のコンビニ食材は超優秀。選び方を意識するだけでニキビ肌改善につながります。

納豆巻き

腸内環境を良くしてくれる代表食材といえば納豆。納豆菌が腸内環境を良くしてくれるだけでなく、ビタミンB1、ビタミンB2も含まれており、さらにたんぱく質や不溶性食物繊維もまとめて摂取できます。

ほとんどのコンビニで、納豆だけではなく納豆巻きを販売しているのが嬉しいところ。納豆巻きであれば、忙しいときでもササッと片手で食べられますね。

海藻サラダ

納豆と同じぐらいオススメなコンビニ食材が、海藻サラダ。海藻には、ビタミンCやビタミンB2などのビタミンだけでなく、水溶性食物繊維もたっぷり。そのため腸内環境を良くしながら、ニキビ肌改善のための栄養素もしっかり摂取できる優れた食材です。

水溶性食物繊維は、意識しなければ摂取量が少なくなりがち。腸内環境を良くする成分の代表として挙げられる食物繊維ですが、不溶性食物繊維だけでは便秘を悪化させかねません。毎日のお通じに悩んでいる人は、海藻サラダを日常的に食べるようにしてみましょう。

ビタミンC入りドリンク

毎日ビタミンCをしっかり摂取し続けるためのお助けコンビニ食材が、ビタミンC入りドリンク。栄養ドリンクはもちろん、ビタミンC高含有の清涼飲料水もたくさんあります。普段飲むドリンクをビタミンC入りドリンクに置き換えれば、いつでもビタミンCがチャージできますよ!

→<手軽にとりいれられる!肌にいい野菜&野菜ジュースの選び方>

まとめ

ニキビ肌改善には、バランスの良い食事が欠かせません。肌トラブルはスキンケアでどうにかしようと思いがちですが、これを機に毎日の食生活を見直してみてくださいね!

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